リーディング公演「ポート・オーソリティ」荒井遼の演出で日本初演、崎山つばさら出演
「ポート・オーソリティ-港湾局-」が、3月28日から31日まで東京・シアタートラムで上演される。 【画像】「ポート・オーソリティ-港湾局-」出演者(他2件) 本作は「海をゆく者」で知られるアイルランドの劇作家コナー・マクファーソンによる作品。劇中では3人の男の3つの物語が交差する様子が描かれる。若者はルームシェアをしている女性に恋をしており、家庭に疲れた中年はある日突然セレブリティの仲間入りをする。そして老人のもとには、とある女性の写真が送られてきて……。 日本初演となる今回は、常田景子の翻訳、荒井遼の演出で、リーディング形式で作品を立ち上げる。進むべき道を決めかねている若者役を崎山つばさ、西山潤、櫻井圭登、橋本祥平、ユーモアあふれる大酒飲みの中年役を眞島秀和、山中崇が演じるほか、老人ホームで暮らす老人役を、「海をゆく者」にも出演した平田満、大谷亮介が務める。キャストの組み合わせは上演回によって異なるため、詳細は公式サイトで確認しよう。 演出の荒井は「コナー・マクファーソンの世界の人物たちはとにかく愛くるしい。酒浸りで若者に管を巻いたり、嫉妬したり、早とちりで喜んだり。そういう人物と出会うのはとても楽しい。どんどん一緒に酒を飲む。しかしふと素面になる。その時、背中にひやっと寒くなるような、とんでもない孤独が見えてくる。淋しいのはお前だけじゃない。そして感じる。言葉を話す動物たちの友情、愛情、つながりはとても尊い。素晴らしいキャストの皆様に集まって頂き、上演がとても楽しみです。ご来場をお待ちしております」とコメントしている。チケットの一般販売は3月2日10:00にスタート。 ■ 「ポート・オーソリティ-港湾局-」 2024年3月28日(木)~31日(日) 東京都 シアタートラム 作:コナー・マクファーソン 翻訳:常田景子 演出:荒井遼 出演:崎山つばさ、西山潤、櫻井圭登、橋本祥平 / 眞島秀和、山中崇 / 平田満、大谷亮介