舛添都知事が都バス24時間化「失敗」発言 交通政策は変わる?
“東京シャンゼリゼ”プロジェクト
舛添都知事は環状二号線の新橋~虎ノ門間が開通した際に、街路をパリのシャンゼリゼのようにする“東京シャンゼリゼ”プロジェクトを打ち出しています。東京シャンゼリゼプロジェクトは、街路にオープンカフェなどの飲食店が軒を連ね、人が歩ける空間をつくろうとするものです。また、当選直後から自転車専用道の整備も掲げていたことからも、舛添都知事は交通政策に関心が高いといえます。 オリンピックを控えた東京では、国際都市色を強くしています。都バスの24時間化は東京が国際都市へと向かう第一段でもありました。それだけに、都バスの終夜運行を失敗と断じたことは、東京都の今後の公共交通政策は大きく変化しそうです。 (小川裕夫=ライター)