『光る君へ』町田啓太、「人生で1回やりたいのは角刈りです」と意外な願望を明かす 平安貴族は「忙しすぎて。やることとてつもない」
女優の吉高由里子(36)が主人公まひろ(紫式部)を演じるNHK大河ドラマ『光る君へ』(総合8時ほか)で藤原公任(ふじわらのきんとう)役の町田啓太(34)がこのほど、合同取材会に出席。最終章に突入するドラマについて現在の心中を語った。 大河ドラマは2018年「西郷どん」、21年「青天を衝け」に続いて3度目の出演で今回は平安時代の貴族の役。 ◆『光る君へ』金田哲、秋山竜次とツーショットが「昭和感あって」【写真】 「平安は最初のイメージだと『とっても優雅に過ごしている貴族達』だったんですけど…とんでもない(笑)。忙しすぎて大丈夫かと思うくらい。やることがとてつもない」と当時の貴族は予想外のハードワーカーだったことを明かした。 町田扮(ふん)する公任は、関白まで上り詰めた藤原頼忠の息子。藤原道長(柄本佑)とは同い年で友情を育むが、やがて政界での出世競争が進むにつれ2人の関係も変わっていく。 公任は、音曲や漢詩、和歌に造詣が深く文化人として一目置かれる存在なだけに、挑戦することが多かったという。「特に漢詩には苦戦しましたが、指導の先生から『とても公任に見えました』って拍手してくださり元気づけられました」 端正な顔立ちに平安衣装がよく似合うと評判だが「目いっぱい伸ばしても有り余るぐらい生地があったので距離感をとるのに苦労しましたね。隣の人にバサバサ当てられないし、座るときも最初の方は人のを踏んじゃったり、烏帽子(えぼし)をぶつけたりと…慣れるまで大変でした」と実際着てみてのリアルな感想を明かした。 間もなく平安衣装ともお別れ、長く伸ばした髪については「まあ切りたいですよね」としみじみ。「絶対こうしたいっていうのはないですけど、人生で一回やりたいのは角刈りです」と意外な願望を明かした。
中日スポーツ