迫力の機体を間近で見学 宇部空港で「空の日フェス」【宇部】
山口宇部空港の第29回「空の日」記念フェスティバルは6日、同空港の施設を開放して多彩なイベントが行われ、多くの市民が航空機や職員の仕事を身近に感じた。同実行委員会(会長・尾上真弓県交通政策課課長)主催。 事前申し込み制の全日空、日本航空、スターフライヤーの飛行機の見学会はどれも定員を超える応募があり、参加者は抽選で選ばれた。日航の見学会では、親子60人が普段は関係者以外立ち入ることができない機体を駐機するエプロンと呼ばれる場所に入り、全長40㍍あるボーイング737-800を間近で見た。「でかい」「すげー」と子どもたち。さまざまな角度から機体をバックに記念写真を撮っていた。 岡奏弥君(西岐波小3年)は「近くで見るとすごい迫力だった。羽の下にある突起物は初めて見たけど、翼を仕舞う場所だと教えてもらった。将来はパイロットか警察官になりたい」と喜んでいた。 管制塔や気象観測室の見学、乗務員の制服試着、空港消防隊の入隊などの体験の他、空港職員らによるハンドベル演奏、ハンドメード雑貨の販売も行われた。地域おこしグループのおんだ翼は、風船釣り、おもちゃの金魚すくい、バルーンアートを用意し、小さな子どもを楽しませた。