約300人大応援団も…修猷館は甲子園出場校に1点差惜敗 67年ぶりの九州大会出場ならず 監督「低反発で打てるように」【高校野球秋季福岡大会準決勝】
◆九州地区高校野球福岡大会準決勝 西日本短大付2―1修猷館(12日・久留米市野球場) ■夏の甲子園決勝に人気女優がお忍び観戦【写真】 わずか1点差の惜敗で修猷館の決勝進出はならず、67年ぶりの九州大会出場を逃した。 先発のサイド左腕林歩(2年)は西日本短大付の強力打線を5安打2失点に抑えて145球で完投。打線は3回に相手の失策から同点としたが、7回、8回と得点圏に走者を進めてもあと1本が出ず、林を援護できなかった。 スタンドには吹奏楽部や300人の生徒がかけつけたが勝利を届けられず「惜しかったです。相手投手の粘り強い投球で点が入らなかった」と波多江憲治監督は1点差の惜敗に悔しさをにじませた。 それでも1957年春以来の九州大会出場に王手をかけるところまで来た。「大会に入ってからチームがまとまって力をつけてきた。低反発バットで打てるように力をつけなければ」と波多江監督は春への課題を挙げた。
西日本新聞社