【新日本】ヒクレオ&ELPがSTRONG無差別級タッグ王座奪還 TMDK組は2度目防衛失敗
<新日本プロレス:オンタリオ大会>◇11日(日本時間12日)◇米カリフォルニア州オンタリオ 第3試合でSTRONG無差別級タッグ王座戦が開催され、前王者の「GoD(ゲリラズ・オブ・デスティニー)」ヒクレオ&エル・ファンタズモ組と現王者の「TMDK」マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組がリマッチを行った。 4月27日広島大会の同王座戦では、ヘイストに対しとどめのゴッドセンドを狙うヒクレオを、ニコルスが丸め込んで逆転勝利。王座初防衛に成功した。 続いて両チームは5月3日のレスリングどんたく福岡大会で6人タッグで対戦すると、今度はファンタズモが丸め込みでニコルスから3カウントを奪取し、王者組に一矢報いた。 その流れを受け、海を超えて実現したSTRONGタッグ王座戦は、これまでと同様に一進一退の攻防となった。終盤、ヒクレオがTMDKに2人まとめてゴッドセンド(2メートルの長身から繰り出されるチョークスラム)を狙う。しかし、切り抜けたTMDKはサンダー・バレー(マイキー・ニコルスのマイキーボムとシェイン・ヘイストのボム・バレー・デスの合体技)の体勢に。だが、回避したヒクレオはヘイストにビッグブーツ、ニコルスにパワートリップ。そしてゴッドセンドを狙ったが、ニコルスは回避した。 しかし、ファンタズモがサドンデス(スーパーキック)を放つ。そしてヒクレオがヘイストに強烈な張り手。続いてヒクレオはヘイストをゴッドセンドでたたきつけると、GoDは一気にスーパーサンダーキス86(アシストありの、サンダーキス86=コーナー最上段からのダイビング・ボディプレス)をさく裂。そしファンタズモがカバーするとヘイストは返すことができず、GoDがタイトル奪還に成功した。