能登の”アスパラガス”を子どもたちも食べて応援 小学校で地産地消の給食 石川・輪島市
地震で畑に亀裂が入るなど大きな被害を受ける中、農家を応援するため地元産のアスパラガスを使った給食が、11日から石川県輪島市で始まりました。 【写真を見る】能登の”アスパラガス”を子どもたちも食べて応援 小学校で地産地消の給食 石川・輪島市 輪島市町野町のアスパラガス農家・井上昭二さん(77)は、避難所から畑に通いアスパラガスの栽培を続けています。 JAのとアスパラ部会・井上昭二部会長「やっぱり都合悪い。家から物を持ってくるにしたって担いで持ってこないといけないし、水も用水ダメやから来ないし、上から(雨が)降ってくるが待っているんやけど」 井上さんは、これまで2000平方メートルの畑でアスパラガスを作ってきましたが、年明けからは地震の影響で半分ほどの面積しか栽培できていません。それでも丹精込めて作ったアスパラを大勢の人に食べてもらいたいと話します。 JAのとアスパラ部会・井上昭二部会長「みんなおいしいわー、井上の(アスパラガス)柔らかいしおいしいわって言ってくれたらありがたいわ」 こうした中、輪島市では農家を応援しようと地元産のアスパラガスを使った学校給食の提供を11日から始めました。 児童「おー!おいしそうー」 門前東小学校の給食のメニューは輪島産のアスパラガスとベーコンの炒め物です。 児童「いい匂いするー!」「アスパラガス大量でお願いします」 子どもたちは、おいしそうに地元産のアスパラガスを味わいます。 児童「柔らかくておいしかった」「前は苦手だったけど、好きになりました。めっちゃおいしかったです」「アスパラ最高です!また食べたい」 輪島市では、今後も市内の小中学校や保育園などでアスパラガスの給食を提供する予定です。
北陸放送