左から浦和希、海渡翼。

「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」の公開直前イベントが、本日4月9日に東京にあるJFA（公益財団法人日本サッカー協会）サッカー文化創造拠点・blue-ing!で開催。キャストの浦和希、海渡翼、サッカー元日本代表の佐藤寿人、久保竜彦、本山雅志、日本サッカー協会会長の宮本恒靖が出席した。 【画像】“ビタ止め”チャレンジ成功を喜ぶ浦和希 原作・金城宗幸、作画・ノ村優介によるマンガ「ブルーロック」のスピンオフ作品をもとにした本作では、桁外れのサッカーセンスを持つ凪誠士郎の視点から“天才誕生”の物語がつづられる。島崎信長が凪、内田雄馬が御影玲王、浦が潔世一、海渡が蜂楽廻に声を当てた。 JFAと「ブルーロック」のコラボを記念した本イベント。blue-ing!では、本作の応援キャンペーンとして等身大劇場版フォトパネルやキャラクターミニパネルの展示、Jリーグクラブとのコラボユニフォームの販売などが実施される。宮本は今回のコラボについて「今一番アツい『ブルーロック』とコラボして、サッカー界をますます盛り上げていきたい！」とスピーチした。 世界一のストライカーを生み出す育成プロジェクト、“ブルーロック（青い監獄）”での熾烈な戦いを描く「ブルーロック」。MCから劇場版の見どころを尋ねられた浦は「テレビシリーズでは描かれていなかった、凪くんだからこそ見える景色。やっぱり凪くんは天才なので、シュートシーンは見どころですね！ ぜひ劇場で堪能してほしいです」、海渡は「テレビシリーズと劇場版の違いを皆さんに楽しんでいただきつつ、テレビシリーズでは表現しきれなかった色や音、表情がパワーアップしているのでぜひ注目して観ていただけたら」と明かす。 また海渡は「原作で描かれているプレイって現実味がないと思われがちですが、実際にプロの方々がやっているプレイもたくさんある。だからこそ皆さんの心をアツくさせるんじゃないかと思います」と作品の魅力を語る。佐藤は「イメージとして“できる”と思うプレイはある。この作品にも登場しますが、後半アディショナルタイムでキーパーと1対1、横にはフリーの味方がいるシチュエーションで僕は絶対に自分でシュートを打ちます！ 自信があるし、そのためにトレーニングしているので」とエゴイストな一面をのぞかせた。 久保は「エゴイストであれば、やったーというか儲けもんだなあと。僕はむっちゃチームプレイでしたけど（笑）」と代表時代を振り返り、本山は「僕はドリブルが好きで全員を抜きたいと思っていた。鹿島アントラーズに所属していた頃、マルキーニョス選手はゴールを常に目指していたのでエゴイストだなあと思いますね」と語った。宮本は「（絵心甚八の）“常識を捨てろ！”というセリフ、そういう気持ちはすごく大切だなあと感じました」と述懐する。 そして本作の主題歌は、NissyとSKY-HIが書き下ろした「Stormy」。同楽曲を聴いた海渡は「めちゃめちゃかっこいい！ 王者が1歩ずつ行進していくようなどっしり感もある。彼ら（凪・玲王）の織りなすイマジネーション、信頼関係がこの楽曲にも出ていると思います」と太鼓判を押す。また「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」のエンドロール後に4週連続で週替わりに上映されるミニアニメ「あでぃしょなる・たいむ！」について、浦は「本編では真面目なキャラクターが、ミニアニメでは妄想の中でメイド服を着せられたり（笑）。ギャグ要素がすごく好きで、僕的にはシークレットの4週目が“いいなあ”という感じだった。もちろん全話観ていただきたいです！」とアピールした。 イベントでは「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」の大ヒットを祈願して、飛んできたボールを決まった枠の中にトラップして止める“ビタ止め”チャレンジ企画が行われ、サッカー経験者の海渡が1発で成功させるなど盛り上がりを見せた。 石川俊介の監督作「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」は、4月19日より全国でロードショー。 ※島崎信長の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記 (c)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社／「劇場版ブルーロック」製作委員会