男性2等陸曹が停職処分 1人で酒を飲んだあと自家用車を運転「警察にバレなければ大丈夫だと」
熊本放送
酒を飲んで車を運転したとして、自衛隊が男性隊員を停職3か月の処分としました。 11月21日付で停職3か月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊西部方面隊第102特科直接支援大隊に所属する30代の男性2等陸曹です。 【写真を見る】男性2等陸曹が停職処分 1人で酒を飲んだあと自家用車を運転「警察にバレなければ大丈夫だと」 西部方面隊によりますと、2等陸曹は去年1月28日の夜、午後7時から午後10時にかけて1人で熊本市内で酒を飲んだ後、酒気を帯びた状態で自家用車を運転しました。 その後、警察が2等陸曹の呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコール分(1リットルあたり0.17ミリグラム)を検出したことから2等陸曹は摘発され、罰金が命じられました。摘発の翌日に警察から西部方面隊に連絡があり、発覚しました。 2等陸曹は西部方面隊の聞き取りに対し「警察にバレなければ大丈夫だと思った」と話し、近く依願退職する意向を示しているということです。 第102特科直接支援大隊の松野大佑隊長は「国民の生命財産を守るべき自衛官がこのような事案を起こし、大変申し訳なく思う。今後さらに隊員に対する教育や服務指導を徹底して再発防止に努める」とコメントしました。 一方、西部方面隊は警察が2等陸曹の呼気を調べた経緯や、2等陸曹の年齢などについて明らかにしていません。
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