イオン九州「電子レシート」導入 年間のレシート使用量は地球1.5周分 CO2削減も期待
RKB毎日放送
イオンはグループの19社約4000店舗で、レシートの電子化を進めています。紙の使用量を削減する取り組みで、イオン九州は21日から提供を開始しました。 【写真で見る】スマートフォン上で表示される「電子レシート」 ■イオン九州でレシートの年間使用量は「地球1・5周分」 イオン九州は21日から九州内のイオンやマックスバリュ、ホームワイドなど320店舗で、電子レシートの提供を始めました。 本田奈也花アナウンサー「専用のアプリをレジで提示して決済すると・・・電子レシートが発券されました」 紙のレシートと同じ様に、購入した商品や日付、店名などが記載され、スマートフォンのアプリ上で確認することが出来ます。保存期間は13か月です。 また、有人レジで電子レシートを提示すれば、領収書の発行や返品にも対応してもらえます。 利用客「いいですね、後からも見返せますし」 Qレシートどうしてますか? 「捨ててます。財布の中にたまるから、(電子レシート)の方がいい」 「家計簿のアプリに入力するので、紙のほうがいいです。レシートがアプリに連携できるような仕組みになれば、うれしいなとは思うんですけどね」 イオン九州は買い物客の10%が電子レシートを利用すると見込んでいて、レシートロールを10万ロール削減できると試算。 樹木、約6200本分の紙を減らし、二酸化炭素の排出量も約55トン削減できるということです。 イオン九州デジタルマーケティング部 任潔マネージャー「イオン九州で年間で100万ロール使っていて、これの長さは地球の1.5周分になります。電子レシートで対応することで、紙の削減につながればなと考えております」
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