【卓球】日本女子が男子に続き決勝トーナメント進出 ブラジルとの全勝対決は日本に軍配
◇卓球・世界選手権団体戦(19日、韓国・釜山) 卓球の世界選手権団体戦は19日、女子日本代表がグループリーグ最終戦でブラジルとの全勝対決を制し、グループリーグ首位通過で決勝トーナメント進出を決めました。 【画像】ルクセンブルクのニー・シャー リエン選手との45歳差対決を制した張本美和選手 1番手を任されたのはエース、早田ひな選手。ブラジルの日系人姉妹の妹、ジュリア・タカハシ選手と対戦し、序盤からサーブ・レシーブで相手を翻弄すると、ラリーに持ち込ませない試合巧者ぶりで、3-0のストレート勝利しました。 2番手の15歳・張本選手はジュリア選手の姉で、アメリカ大陸王者のブルーナ・タカハシ選手と対戦。序盤から相手のサーブに苦しめられ、7-10と先にマッチポイントを握られる展開も、そこから粘りのプレーで追いつき、そのまま逆転で第1ゲームを奪います。その後も、張本選手の勢いはとどまることはなく、終わってみれば3-0の完勝でした。 3番手には平野美宇選手が登場。東京パラリンピックの銀メダリスト・アレシャンドレ選手を相手に、厳しいコースをつく攻めの卓球で、3-0のストレート勝ちを収めました。 予選最大の山場であるブラジルとの最終戦を3-0のストレートで制した日本は、4連勝でグループリーグ首位通過、決勝トーナメント進出を決めました。 今大会でベスト8以上に与えられるパリ五輪団体戦の出場権獲得へ向け、日本代表は21日から始まる決勝トーナメントを戦います。 ▽卓球女子日本代表のグループリーグ結果 2/16 vsルクセンブルク〇3-0 2/17 vsイラン〇3-0 2/18 vs南アフリカ◯3-0 2/19 vsブラジル○3-0 2/21~24 決勝トーナメント