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2024年4月に宮崎市で熊本県立鹿本高校の生徒が、落雷により意識不明の重体になった事故で、熊本県教育委員会は10月18日に原因などを調査する第三者委員会を設置することを発表した。被害にあった生徒は現在も入院中ですが、まばたきをするなど徐々に回復しているということだ。 【画像】白石伸一熊本県教育長のコメント

外部の有識者による第三者委員会設置へ

この事故は、2024年4月、宮崎市のサッカーグラウンドに雷が落ち、交流試合に来ていた熊本県立鹿本高校のサッカー部員、計18人が病院に運ばれたもので、このうち1人が意識不明の重体となった。 この事故を受け、熊本県教育委員会は10月18日に医師や弁護士など外部の有識者6人による調査委員会の設置に向け準備を進めていると発表。 被害生徒については現在も入院中とした上で、「目があいたり、まばたきをしたり、音への反応が見られたりするなど徐々に回復している」と説明した。 白石伸一熊本県教育長は「生徒の一日も早い回復を祈っている。調査委員会では生徒や保護者の意向を踏まえ、丁寧に対応したい」とコメントしている。 調査委員会は12月ごろに初会合が開かれる予定だ。 （テレビ熊本）