「僕がヒモ男になろうとしたわけじゃないのに。」女友達がお世話したくなるワケ
ノリで女友達と同居をスタート
――交際経験はないが、女性と同棲をした経験がある? はい。現在もA子(20代)とルームシェアをしています(以下同、岡山さん) ――A子さんとはどういう関係ですか? ぶっちゃけ体の関係はありますけど、つきあっていません。友達です。 ――どういうきっかけでルームシェアすることになったのですか? A子は、学生時代からの友人で、ある日「今の部屋を引っ越したいんだよね」と相談されたんです。当時、僕はひとり暮らしをしていたので「俺の部屋にくる?」と声をかけたのがきっかけです。 ――つきあっていない男女が一緒に住むというのは、あまりないシチュエーションだと思います。 そうですよね。僕もノリで言ったみたいなところがあったんですが、A子は「じゃあ、行く!」と言って、荷物をまとめて僕の部屋にやって来たんです。 その後、部屋が狭かったので、ふたりで2LDKの部屋に引っ越した感じですね。A子と住めば、家賃も生活費も安くなるので、僕にとってはラッキーだったんです。
恋愛感情はないけど、求められれば応じる
――その後、A子さんと恋人同士にならなかった? なりませんでした。そもそも僕はA子のことを恋愛対象として見ていません。それに僕は、今までの人生で恋人ができたことが一度もないんです。 ――それはなぜですか? 単純に自分の好きなタイプの人から好かれないからですかね。逆に自分のタイプではない人に好かれることはよくあるんですけど。A子も僕のタイプではなかったので、恋人同士になりたいとは思いませんでした。 ――では、A子さんは体の関係のある女友達ということですか? そうですね。ちなみに僕からA子を誘ったことは一度もありません。彼女から誘われたら、しぶしぶ応じる形でしていました。 ――A子さんと一緒に生活していて、つきあおうという流れにはならなかった? ならなかったですね。ただ、同棲してしばらくたった時、A子から「好きなんだけど、付き合ってくれない?」と告白されました。僕的にそういう気持ちはなかったので、お断りするとともに、もう同棲を解消しようと決めたんです。でも当時の僕は、勤めていた会社を体調不良でやめたばかりで、金銭的に余裕がなく、すぐに引っ越しに踏み切れない状況でした。