松本若菜主演『わたしの宝物』主題歌は野田愛実が担当 田中圭、深澤辰哉登場の本編映像も
10月17日よりフジテレビ系で放送がスタートする松本若菜主演の木曜劇場『わたしの宝物』の主題歌が、野田愛実の書き下ろし楽曲「明日」に決定した。 【写真】松本若菜×田中圭×深澤辰哉のポスター 本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く恋愛ドラマ。主人公の神崎美羽を松本が演じるほか、美羽の夫・神崎宏樹を田中圭、美羽の幼なじみ・冬月稜をSnow Manの深澤辰哉が演じる。 本作の主題歌に決定したのは、野田愛実による書き下ろし楽曲「明日」(読み:あした)。ドラマにとって、もう1人の主人公でもある主題歌。「托卵」という難しい題材を扱いながら、美羽、宏樹、冬月の繊細な心情を丁寧に描いていく本作を、優しく包み込んでくれる歌声の持ち主はいないか……そんなアーティストを探していた際に、野田の楽曲に出会った制作陣が彼女の歌声にほれ込み、電撃オファーしたという。本作の最後のピースでもある主題歌「明日」は、繊細なピアノとヴァイオリンのサウンド、そして野田の歌声が特徴的なバラード楽曲となっている。「明日誰かを傷つけてしまっても 痛みも怖さも抱きしめて生きていくから」など、美羽の揺れ動く心や決意に寄り添った歌詞にも注目だ。なお野田がGP帯連続ドラマの主題歌を担当するのは、本作が初となる。 あわせて、ドラマ公式SNSでは主題歌「明日」の音源を使用した本編映像が公開。映像では、主人公・美羽(松本若菜)や宏樹(田中圭)、冬月(深澤辰哉)がそれぞれの思いを抱える姿が描写されるとともに、「だから私は、悪女になる」という印象的な美羽の表情とセリフでしめくくられている。 主題歌を担当する野田とプロデューサーの三竿玲子からはコメントも到着している。 コメント 野田愛実(主題歌) この度、『わたしの宝物』の主題歌を歌わせて頂き、大変うれしく思っています。 誰もが“幸せになりたい”と願っている、それだけは確かだと思うのです。肯定は出来ないけど、誰かを傷つけることになっても“たった一つ守りたいもの”が或るが故の、“芽生えた命を守る”と決めた美羽の凛とした佇まい…。そしてその決意を、その“選択”の行方を、主人公たちの明日を、抱きしめたいという想いでこの曲を書きました。 主人公美羽と周りの人達の“明日”は、明けていくのか、それとも闇に向かっているのか。皆さんと一緒に見守っていきたいです。 三竿玲子(プロデューサー) 決して許されないことだけど、世界中に石を投げられたとしても私にはこの選択しかなかった…。大切な宝物を守るために禁断の選択をする主人公・美羽の心情に寄り添ってくださる主題歌を探していて、色々な曲やデモを聞かせていただいていた中で、野田さんの楽曲に出会いました。 まず、そのきれいな歌声に圧倒されて、いくつかデモも聞かせて頂いたのですが、ただきれいなだけではなくて、鬱屈とした何かを秘めた感じや、突き抜けるような伸びやかな感じなど、さまざまな歌い方をされていて、この声に主人公の美羽の心をのせていただけたら、ドラマとともに歩んでくれる主題歌になると思い、オファーさせていただきました。台本を読んでいただいて、物語や主人公にたくさんの思いをのせて書き下ろしてくださった楽曲を最初に聞いた時、本当に泣きそうになって、心を揺さぶられました。 登場人物たちが言葉にできない心の内、表に出せないこみ上げる思いを野田さんの歌が語ってくれる…そんな曲を頂けて、本当にうれしいです。 視聴者の皆様にも、この曲とともに、物語の世界へ浸っていただけたら幸いです。
リアルサウンド編集部