町田、後半ATの劇的PKで浦和に競り勝つ! 6戦無敗の3連勝で首位を堅持
明治安田J1リーグでは26日、第16節の浦和レッズvsFC町田ゼルビアが行われた。 【動画】パリ五輪世代MFが絶妙トラップから先制弾! 4試合無敗の6位・浦和が、5試合無敗かつ連勝中の首位・町田をホームに迎えた一戦。浦和はオラ・ソルバッケンやチアゴ・サンタナ、岩尾憲ら、町田はオ・セフンや藤尾翔太、平河悠らを先発起用した。 試合の序盤、浦和がボールを動かしながら崩しを図るが町田もシュートを打たせないまま虎視眈々とチャンスを狙う。前半ATにはドリブルでボックス右に侵攻した前田直輝がシュートを浴びせたが町田DFがブロック。スコアレスで折り返しを迎える。 町田は後半スタート時に藤本一輝に代えてナ・サンホを起用。攻撃のカードを切って得点を奪いにいく。すると52分、浦和陣内での連動した守備からナ・サンホが浮き球のパスを供給。ボックス中央に抜け出した平河がワントラップしてシュートを放つと、一度はGK西川周作に阻まれたもののこぼれ球を自ら沈めて先制点とする。 しかし、浦和は直後に反撃。右サイドの前田が左足で上げたクロスがブロックされた流れから浦和の選手たちは頭でパスをつなぐ。最後は伊藤敦樹が右足で沈めてすぐに追いついた。 その後、両チームは交代策を駆使しながらゴールを目指したが次の1点はなかなか生まれない。それでも、このまま終わるかに思われた後半ATにボックス右に侵攻したナ・サンホがアレクサンダー・ショルツに倒されてPKの笛。キッカーを務めた下田北斗が確実に沈めて土壇場で町田が勝ち越す。 そして、試合は町田が2-1で上回ったところで終了。この結果、町田は3連勝かつ6試合無敗とし、2位・鹿島アントラーズに勝ち点差3をつけて首位を堅持している。対する浦和は5試合ぶりの黒星を喫した。