【ヤクルト】高津臣吾監督、リーグ戦再開に決意「前半やられた分はやっぱりやり返さなきゃいけない」
ヤクルト・高津臣吾監督が20日、リーグ戦再開に向けて決意を示した。21日からはここまで4勝4敗の巨人戦(東京D)、25日からは2勝4敗の広島(マツダ)、28日からは3勝6敗の阪神(神宮)と、3カード続けて苦戦している難敵が相手となる。「負け越してるチームが(DeNA、阪神、広島の)3チームありますので。前半やられた分はやっぱりやり返さなきゃいけないとは思っています。口で言うほど簡単ではないですけれども。やっぱりそういうところで借金をつくっていってるわけなので。やっぱりそういうところをしっかり戦っていきたいなと思いますね」と、逆襲を宣言。借金6の完済を当面の目標に据えた。 19日に都内で行われたヤクルト本社の株主総会では衣笠球団会長が多数の故障者が出たここまでの戦いを踏まえ「よくやってくれている」と評価。指揮官も報道等で目にし、「監督なので全て勝つか負けるかで評価されてもしょうがないと思ってますし、これまでがちょっとふがいなかったっていうことは反省してます。そういう言葉をいただけたのはすごくありがたいことだと思いますし、僕自身、その言葉でまた発奮するんじゃないですけれども、しっかり(チームを)まとめていかなきゃいけないなっていうふうには思いましたね」と気を引き締め直した。 交流戦では山野、980日ぶりの勝利を飾った奥川など先発の駒がそろいつつある。加えて、上半身のコンディション不良だった正捕手・中村と救援の金久保が合流。戦力整備を施し、残り79戦の勝負に挑む。
報知新聞社