クレディ・スイスの元アジア太平洋地域CEO、バイアウト会社に入社
(ブルームバーグ): クレディ・スイスのアジア太平洋地最高経営責任者(CEO)だったエドウィン・ロウ氏が、プライベートエクイティー投資会社、グローバル・インフラストラクチャ・パートナーズ(GIP)に加わった。事情に詳しい関係者が明らかにした。
関係者が匿名を条件に述べたところによると、ロー氏はGIPのパートナーとなり、新興市場投資に携わる。同氏は先週入社し、シンガポールで勤務しているという。
GIPは今月初め、アジアと中南米の11カ国を投資対象とするGIPエマージング・マーケッツI ファンドのため21億ドル(約3100億円)余りの資金調達を終えた。
GIPはコメント要請に応じなかった。
クレディ・スイスのウェブサイトによると、ロウ氏は同行に28年間在籍し、アジア太平洋地域のバンキング・資本市場共同責任者や東南アジア担当CEOなどを歴任した。
GIPはクレディ・スイスの元幹部、アデバヨ・オグンレシ会長兼CEOによって設立された。ブラックロックは1月に、GIPを約125億ドルで買収することで合意した。買収は7-9月(第3四半期)に完了する予定。
原題:Credit Suisse’s Former APAC Head Edwin Low Joins Buyout Firm GIP(抜粋)
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Elffie Chew