フィギュア・中井亜美選手(16)ケガ乗り越え復活のシーズンへ!磨きかけた滑りとトリプルアクセルで目指すミラノ五輪「シニアで戦えるよう準備を」
■“銀”獲得も「2位は嫌」 負けず嫌いな性格は練習にも
そして、迎えた今シーズン。9月、出場したジュニアグランプリのトルコ大会でいきなり銀メダルを獲得。復活を印象づけましたが… 【中井亜美 選手】 「全く満足していない。練習が出てしまったかなというふうに思っている。実力不足だったかなと反省している。結構負けず嫌いなところがすごく強いと思う。(Q.2位は嫌?)嫌です(笑)」 1位だけを目指す、負けず嫌いな性格は練習にも… プログラムが終わると、息つく間もなく失敗したジャンプを確認。トリプルアクセルにも挑戦しますが、なかなか回転の軸をつくることができません。 【中庭健介コーチ】 「体への負担も含め、急に難易度がそこ(トリプルアクセル)から上がるので、心の恐怖心との戦いであったり、単にトリプルアクセルというだけではなく、色々な影響がある」 そして、練習終了間際…完璧なトリプルアクセルを決め、この笑顔。練習の合間に見せる笑顔は、まだあどけなさが残る16歳です。
■夢のオリンピックへ!「代表になれるよう頑張りたい」
ケガを乗り越え、復活をかけた今シーズン。その先に見据えるのは夢の舞台・オリンピックです。 【中井亜美 選手】 「来シーズンからはシニアに上がって、もうミラノ(オリンピックの)シーズン。すぐにちゃんとシニアのお姉さんたちと戦えるように、今からちゃんと準備して代表になれるように頑張りたい」 中井選手は10月に行われたジュニアグランプリの中国大会でトリプルアクセルを2本着氷し、見事優勝!上位6人しか出られないグランプリファイナルの出場を決めました。 ケガを乗り越えて滑りに磨きがかかった中井選手の演技に注目です。
NST新潟総合テレビ