頼総統、新入義務兵を激励 「流した汗は全て国家の安全のため」/台湾
(台中中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は28日、中部・台中市の軍事施設を訪れ、新入義務兵を対象とした訓練を視察し、受けた訓練や流した汗は、全て国家の安全を守るためだと激励した。 台湾では満18歳以上の男子に義務付けている兵役期間が今年1月、従来の4カ月から1年に延長された。頼総統が新入義務兵の激励に訪れるのは5月の総統就任以来初めて。近接戦闘の訓練や宿舎などを視察した。 頼総統は兵士らに対し、訓練で実用的な軍事戦闘テクニックを身に付けられ、今後は国土を守れるだけでなく、人民を保護できると強調。得難い機会を大切にして、引き続き精進してほしいと声をかけた。 また台湾海峡の平和と安定は世界の安全と繁栄に必要な要素だと国際社会は認識していると語り、いかなる国も武力で台湾海峡の現状を変えることについて日、米、韓、欧州連合(EU)など多くの国のリーダーが反対しているとの考えを示した。 その上で台湾は平和を愛する国だとしながらも、権威主義の脅威に対して準備をしないわけにはいかないとし、今準備して汗を流せば、国家は安全になり、社会も安定し、人民も安心すると主張。皆で共に努力しようと呼びかけた。 (呉書緯/編集:齊藤啓介)