[山口県]宇部鴻城、攻守充実 厚い選手層 西京、第1シード連破勢い 春季県高校野球きょう決勝
春季山口県高校野球大会(県高野連主催)は30日、岩国市の絆スタジアムで西京と宇部鴻城の決勝が行われる。攻守で充実ぶりを発揮している宇部鴻城に対し、第1シードの2校を撃破した西京が春の王者を目指して対戦する。 宇部鴻城は4試合で25得点、3失点。打線は上位から下位まで切れ目がなく、投手陣は3投手が各試合で好投するなど選手層の厚さが光る。準決勝では昨夏の甲子園でも好投した主戦・松成乃馳も完投し、健在ぶりをアピールした。 西京は準々決勝で柳井学園、準決勝で高川学園と第1シード校をともに1点差で破った。打線は4番の島田幸二朗や2番の末次太智が好調。投手陣は柳井学園戦で9回1失点と好投した杉岡隆太ら3投手が安定した投球を見せている。 決勝は正午から。優勝校は6月1~4日に広島県である春季中国大会に出場する。