ニセコ初体験の私が「春スキー」して驚いた!なぜニセコだけが愛されるのか…その「進化の秘密」とグローバルリゾートが次に目論む「超一流への布石」
ニセコで春スキーを体験してみた!
ニセコで春スキーを楽しんできました。 前編「シンガポール人が「ありえない」と驚愕…はじめてニセコに行ってみたら、完全に「異国」だった! …ニセコ未経験の私が見た「グローバルリゾートの光と影」」で紹介しましたが、私が暮らしているシンガポールでも日本のスノーリゾート、特にニセコの人気はすさまじく、日本人なのに今までニセコでスキーをしたことがないと話すと、「ありえない」「なんてもったいないんだ」という反応をよくされます。 【マンガ】カナダ人が「日本のトンカツ」を食べて唖然…震えるほど感動して発した一言 そこで今回は、家族4人でニセコを訪れてみたのですが、宿泊したパークハイアットに日本人はほとんどおらず、まさに異国情緒に富んだ町になっていました。 しかも、海外でドルで生活をしている人からすれば、価格もリーズナブルに感じるものでした。
高くないニセコ
日本のメディアでは、ニセコは外国人観光客向けに価格も法外に吊り上がっているような報道も目にします。 ただし、今回滞在した感想としては米ドル建てで考えると全く割高とは思いませんでした。パークハイアットも春スキーの季節では1泊15万円~と価格が下がっていて、さらに3泊以上の宿泊であれば1泊分は無料のキャンペーンをやっていました。1泊あたり家族4人で10万円を少し超える程度で済みました。 米国や欧州の同じくスノーリゾートに隣接した高級ホテルをチェックしましたが、軒並み1泊1000ドル(約15万円)を大きく超えていて、さらに高額の移動費やチップが乗ってくることを考えると、北海道のニセコをはじめとしたスノーリゾートはアジアやオセアニアの観光客にとっては欧米よりも圧倒的にリーズナブルで、人気となるのも当然でしょう。 今回は子連れの旅行だったので、多くの夕食をパークハイアットで取りました。 ディナーであってもラウンジやイタリアンなどホテルの中でもファミリー向けのレストランでは一人1万円以下で食事ができます。こちらも欧米の高級ホテルでのディナーと比較するととてもリーズナブルで、かつクオリティも高く満足できました。 パークハイアットの朝食は、写真にあるように毎日イクラに加えて、ホタテやサーモン、イカなどといった新鮮な海鮮が食べ放題となっています。 普段シンガポールで暮らしていておいしい和食に飢えている私たちは、連日オリジナルの海鮮丼を作って興奮していました。上記の料金にはこの朝食も含まれているので、食事を含めて考えるとさらにお得と感じました。
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