ジャニー喜多川さん、くも膜下出血で入院 水面下で情報錯そう
ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さん(87)が解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で入院していることがわかった。1日、ジャニーズ事務所が発表し、マスコミ各社が一斉に報じた。 報道によると喜多川さんは、6月18日午前に救急搬送され、そのまま入院した。 喜多川さんに関しては、入院先とされる病院を所属タレントたちが続々と訪れたこともあり、重大な事態が発生しているのでは、との情報が流れていた。マスコミ各社、メディア関係者も水面下で情報収集に追われる中、公式発表のないまま時が経過し、ネット上にもさまざまな憶測が飛び交っていた。 「18日夜に救急搬送の情報が伝わり各社動いたのですが、芸能担当だけではなく社会部の記者が動いても裏が取り切れなかった。裏が取れない以上、危ない状態だとも大丈夫だとも書きようがない」と、舞台裏での情報収集について苦心していたことを明かすのはスポーツ紙の50代男性記者。 「途中、うちにはジャニーズに近しい芸能関係者から『事務所関係者から、万一のことがあれば伝えるが現段階でそういう状況ではない、と聞いた』との情報がありました。また、情報の内容も2転3転して、もはや何が本当なのか推察するしかない状態。ここ約2週間、マスコミ各社ともやきもきというか、緊迫した状態に置かれていたのは確かです」と、話すのはWebメディアの50代男性編集者だ。 また、会見についても、「近く事務所が会見を開いて状況を説明する」「いやFAXで発表するようだ」「テレビ番組かコンサート前に所属タレントが発表する」など、喜多川さんの状況についてどのような形で公表されるのか、その方法についても情報が錯そうした。 ジャニーズ事務所としても、発表するタイミングをはかるのが困難な状況が続いていたものと思われる。 そんな中、嵐は1日に都内で開催するデビュー20周年記念のイベントを前に、松本潤が代表して救急搬送からの経緯を報告。その様子が、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)などで報じられた。それによると、嵐メンバーも時間のゆるす限り喜多川さんを見舞っているという。 所属タレントたちが喜多川さんを元気づけようと日々見舞う中、喜多川さんの1日も早い回復が待たれる。 (文・志和浩司)