狂愛の新BLドラマ「ハピエン」沢村玲“ケイト”、別府由来“千紘”に「かわいい声出すね」…ドキドキさせてトレンド入り
沢村玲と別府由来がW主演を務める「ハッピー・オブ・ジ・エンド」(毎週月曜深夜2:55-3:55[2話ずつ放送]/フジテレビ、FODにて毎週月曜[2話ずつ]独占配信、放送終了後TVerにて1週間見逃し配信)の第1話、第2話が9月2日に放送・配信された。ケイト(沢村)が千紘(別府)に「かわいい声出すね」と言う様子が描かれて、ドキドキとさせられた。切ないシーンも多く感情揺さぶられる本ドラマに、X(旧Twitter)では「めちゃくちゃ良かった!!」「はあもう寝れないよ」「神作品すぎます」と早くも絶賛するコメントが寄せられ、X(旧Twitter)でトレンド入りを果たした。(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】千紘(別府由来)の手料理をなんとも言えない表情で食べるケイト(沢村玲) ■究極のセンセーショナル・ラブストーリー 本作は、累計発行部数31万部、BLアワード2022ディープ部門第1位に輝いた、人気作家・おげれつたなかの大ヒットBL漫画を、「彼のいる生活」の沢村と「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の別府のW主演で実写ドラマ化したもの。愛に飢えた2人が出会い、不器用ながらも手に入れた束の間の平穏。お互いの過去や心の傷を、深い愛で満たしていくセンセーショナル・ラブストーリー。 沢村は、ミステリアスな美青年のケイト/浩然(ハオレン)を演じ、別府は孤独に生きる若者・柏木千紘を演じる。ケイトの知人で飲み仲間の加治役として久保田悠来、ケイトと因縁の関係にあるマヤ役として浅利陽介が共演。また、千紘の元パトロンでケイトの知人でもあるマツキ役には山中聡、ケイトの母親役を俳優で脚本家の唯野未歩子がそれぞれ演じる。 ■金も行くあてもない千紘はバーで出会って一目惚れしたケイトの家に居候することに 家族から勘当され、金も行く当てもない千紘はある夜、行きつけのバーで超タイプの男・ケイトと出会う。一目惚れをした千紘は声をかけて好感触に喜ぶが、一緒にホテルに向かって抱き合っていると、不意にケイトに電マで激しく殴られ意識を失ってしまう。翌朝、ゴミ捨て場で目覚めた千紘の前にケイトが立っており、あるカードについて聞かれる。 千紘はケイトの引っ越しを手伝い、帰る家もない千紘は成り行きでケイトの家に居候することに。そんなある日、千紘は飲み屋街でケイトが派手な姿の女性に現金を渡しているところを目撃する。ケイトの飲み仲間である加治はその女性のことをケイトの母親だと説明するが、本当かどうかは分からないと言う。千紘は初めて見るケイトの幸せそうな顔に見入るのだった。 ■「めちゃくちゃ良かった!!」「神作品すぎます」とトレンド入り 第1話目の序盤で、バーではいい雰囲気だったのに千紘がケイトに思いっきり殴られていて、このドラマは一筋縄ではいかないと思い知らされる。その予想通りドキドキさせられたり、胸がギュッと苦しくなったりと初回から感情が忙しくなることが多々あった。 第1話の終盤ではひとりでいると死にたくなるという千紘に「じゃあ、しよ。そしたら何も考えなくなるだろ」とケイト。色っぽい雰囲気ではなかった2人が急転して、ドキドキさせられつつ、2人にとっては現実逃避であることが切なくなる。体を触られて声をあげる千紘にケイトが「かわいい声出すね」と言って、さらに心拍数が上がった。 そして、第2話ではケイトが千紘の作ったご飯を食べるシーンで、今度は胸がギュッと苦しくなった。元彼にふられ、家族に勘当された千紘の過去は切ないが、少年時代から家庭というものに縁がなかったケイトの過去も辛いものがあり、そんなケイトが千紘が作った料理を口にするというなにげない一幕。 一口食べたケイトは、おいしいと感動するわけではなく驚いたような不思議な表情を浮かべ、「店で食うより味薄くてまずいんだけど、うまい」と矛盾したことを言いながらどんどんと食べ進めていく。感想を言葉にできないくらい、ケイトは家庭の味というものに触れてこなかったのだと思うと、切ない。やるせない気持ちでいっぱいになり、涙がこみ上げてくる。 翌日、ケイトは母親に捨てられて未成年風俗で働いていた過去を話し、自分の本名が浩然(ハオレン)だということも教える。謎めいたケイトが千紘に少しずつ心を開いてきている様子には涙がこぼれてしまう。人生に行き詰まった千紘だけでなく、浩然も悲壮な過去を背負っており、放送第1回めから引き込まれて感情移入させられた。X(旧Twitter)でも、「めちゃくちゃ良かった!!」「はあもう寝れないよ」「ぜんぶ愛おしい」「2人の幸せを願わずにいられない…」「神作品すぎます」と早くも絶賛するコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。 ◆構成・文=牧島史佳