台南産インドナツメ、日本に向けて出荷 今年第1陣は1.5トン/台湾
(台南中央社)南部・台南市でインドナツメが収穫のシーズンを迎え、25日、日本に向けて今年の第1陣となる1.5トンが出荷された。日本への同市産インドナツメの輸出は来月初旬までにあと2回実施される。 同市でのインドナツメの栽培面積は約262ヘクタールと、台湾全体の14%にとどまっているものの、気候や土壌などの自然条件に恵まれ、毎年12月~3月が収穫期となる。 同市政府農業局によれば、日本に出荷される市産インドナツメの約4割は地元の農家、謝明樹さんが手掛けたもの。謝さんは台湾の優れた農家を表彰する「神農奨」などの受賞歴を持つ。栽培技術にこだわったり何回かに分けて収穫したりするなどの工夫を凝らした結果、果実がジューシーで長持ちし輸出に向いているという。 謝さんによると、第2陣は30日に約2トン、第3陣は来月5日に約2.35トンがそれぞれ日本に出荷される予定。昨年、謝さんが栽培したインドナツメの日本輸出量は16.25トンに達した。 (楊思瑞/編集:荘麗玲)