ニューバランスから靴紐が消えた!日常を変える進化系スリッポン「TDS 610 Slip-on」とは?
ニューバランスから靴紐が消えた!足元がもたつかないミニマルなスリッポンへの劇的な変化だ。ブランド伝統の大きなNマークまでどこかへ消え去っている。となれば見た目優先のファッションシューズかと思いきや、トレイルランニングにまで対応するクッション性を有する。ニューバランスらしい走りと未来型デザインを併せ持つ次世代モデル「TDS 619 Slio-on」の登場だ。 【写真多数】進化系スリッポン「TDS 610 Slip-on」の全体像 手掛けたのはクリエイティブな日本発信企画の「東京デザインスタジオ ニューバランス(以下、TDS)」。ストーンアイランドやオーラリーなどとのファッションブランドコラボを担当しているのもこのTDSである。彼ら自身のインライン製品である今回のスリッポンは、2足のベースモデルに基づく。アーカイブの「422」と、現行のトレイルランシューズ「610」である。422から着想したアッパーに610のソールユニットを組み合わせた構造だ。さらに色彩を淡いくすみカラー系と、家具のごときダークカラー×ブラウン系の2タイプで展開。ゆったりとニュートラルカラーを着る現代的装いに合うムードに仕上げられている。 いざというとき走れるシューズとして日常履きするもよし、軽い運動に使うもよしのTDS 619 Slio-on。発売は2023年11月17日(金)より一部のニューバランス直営店舗や、一部のTDS取り扱い店舗にて。すっきりとした見た目を好む人、運動時や自転車で紐が邪魔な人、一足ですべてを済ませたい人の日常生活が快適になる意欲作である。
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高橋一史|ファッションレポーター/フォトグラファー 明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
文:一史
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- 【写真】クールなルックスと高いクッション性を併せ持つ、ニューバランスの次世代シューズ「TDS 619 Slio-on」。¥22,000(税込)。
- 【写真】アッパーにさりげなくNマーク刺繍が。サイズレンジは25.5cm~30cmで、29cmまではハーフサイズ刻み。
- 【写真】アッパー素材はスエード、メッシュ、シンセティックレザー。ミッドソールは衝撃吸収性のある「アブゾーブ(ABZORB)」。アウトソールは踵部が耐久性に優れる「エヌ デュランス(N-durance)」で前足から中足部がソリッドラバー。
- 【写真】全2色展開で、よく着る服装に馴染む色を選ぶとバランスよく着こなせそうだ。
- 【写真】こちらの重厚な配色では、異素材と色彩のミックス感がよりくっきりと浮かび上がる。