【おむすび】酒井若菜、麻生久美子とのメンチギリ対決に気分爽快「面白かったー!」
酒井若菜は元レディース幸子役 麻生久美子は元ヤンキー愛子役
俳優の橋本環奈が主人公・米田結を演じるNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)の第67回が7日に放送され、結の母・愛子(麻生久美子)と翔也(佐野勇斗)の母・幸子(酒井若菜)の“メンチギリ対決”が描かれた。愛子は元ヤンキー、幸子は元レディースの設定。翔也が米田家のムコになるよう結に促されたと思った幸子が結に嫌味を言う姿に愛子が怒る展開。2人の対決に笑った視聴者も多いはず。演出の原田氷詩氏と制作統括の真鍋斎氏、宇佐川隆史氏が取材に応じ、対決の舞台裏を紹介してくれた。 【写真】「30代とは思えんくらい似合ってる」…仲里依紗が平成ギャルになりきった制服姿 原田氏「あのシーンに関してはお2人に助けていただいた形です。あの時代の空気感を思い浮かべながら、酒井さんと麻生さんがお話をしながらメンチギリのシーンを作り上げてくださいました。僕も『この位置で、こういう感じでにらみ合って』とは言いましたが、現場でどんどん盛り上がって撮影が進んだ形です」 麻生にはどんな愛子を期待したのか。 原田氏「芯の強い愛子さんをお願いしました」 酒井が演じた幸子はどうか。 原田氏「若い時代に栃木でちょっとやんちゃな存在だったというバックボーンをお話し、メンチをきるシーンに関しては楽しんでやっていただいた感じでした」 メンチギリ対決を繰り広げた麻生や酒井、目の当たりにした橋本の感想も気になる。メンチギリ対決の背景とともに聞いた。 真鍋氏「撮影後に麻生さんがスタジオから出てきた時、『キャラクターが変わり過ぎでしたかね』と笑いながらおっしゃっていましたので、僕は『変わってないです』と言いました。『一貫しています』と。どうしてそういう設定を持ってきたかと言うと、たとえば聖人(北村有起哉)も親とケンカして家を飛び出した人ですが、若い頃は社会や親へのもどかしさや反骨精神だとか、多かれ少なかれ誰もがそういう思いを抱くし、いい大人になっても、必ずしも完璧に品行方正に生きているわけではない。そうした人は少なくないと思っています。そんな市井に生きる人を取り上げているので、ギャルもそうですが、通底する存在として描いています」 原田氏「現場では皆さん楽しんでやっていて橋本環奈さんも大笑いしていました」 宇佐川氏「幸子さんを演じた酒井さんは『いやぁ、面白かったー!』と言って、気分爽快な陽気な感じで楽しんでいらっしゃいました」
ENCOUNT編集部