クラクションが鳴り響いたドーハの夜。カタールの連覇に開催国のファンは熱狂「信じられない!」「こんなにうれしいことはない」【現地発】
「次は日本が優勝するのを望んでいるよ」とも
1月12日に開幕したアジアカップは、開催国カタールの連覇で幕を閉じた。 レバノン(3-0)、タジキスタン(1-0)、中国(1-0)と同居したグループAを3連勝で首位通過したカタールは、ラウンド16でパレスチナを2-1で破り、ベスト8へ進出。ウズベキスタンとの準々決勝で、1-1で突入したPK戦を制すと、準決勝では日本を破ったイランに3-2で競り勝ち、2大会連続で決勝に駒を進めた。 【PHOTO】アジアカップ2023を彩る各国美女サポーターを特集! 迎えたヨルダンとの決勝では、アクラム・アフィフが3つのPKを決める活躍を見せ、3-1で勝利。地元で見事に戴冠を果たしてみせた。 試合後しばらくして、ドーハの中心地を歩くと、車のクラクションが夜の街に鳴り響き、窓から国旗を振る人も。通りには、大きな国旗を身体に纏って闊歩するファンも少なくなかった。 その中の何人かに話を訊くと、こんなコメントをしてくれた。 「俺たちは勝者だ」 「信じられない!アジアで1位になったんだ」 「私たちの国が勝ったのでとてもうれしいです」 「こんなにうれしいことはない。神に感謝します」 「めちゃくちゃハッピーだよ。次は日本が優勝するのを望んでいるよ。三笘がいるだろ? すげーよ」 喜ぶ彼らの姿を見て、正直、羨ましかった。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)