グレース・ケリーの孫でデザイナー、ポリーヌ・デュクリュエのドレスアップ術【前編】
モナコ公国のステファニー公女の娘であり、グレース・ケリーの孫娘であるポリーヌ・デュクリュエ。2018年にはジェンダーニュトラルなファッションブランド、アルターを設立し、デザイナーとして活躍中。そんな彼女の個性あふれる着こなしから、ドレスアップのインスピレーションをゲットしてください。
ポリーヌ・デュクリュエってどんな人?
1994年5月4日、モンテカルロ生まれ(写真左から3番目)。ステファニー公女(写真左から5番目)とモナコ公室のボディガードだったダニエル・デュクリュエの長女として誕生。 幼い頃からスポーツに打ち込み、2010年にシンガポールで開催されたユース・オリンピックに飛び込みの選手として出場したことも。パリのインスティテュート・マランゴーニ、NYのパーソンズ・スクール・オブ・デザインでファッションを学び、2018年にサステナブル&ジェンダーレスなプレタポルテブランド、アルターを設立しました。 写真は2015年にモナコで開催されたファイト・エイズ・チャリティガラより。
ショルダー・コンシャス
ワンショルダーやパワーショルダーなど、肩周りを強調したスタイリッシュなドレスがお好みのポリーヌ。2018年7月、amfARディナーでまとったのが、アレクサンドル・ボーティエのブルードレス。パフスリーブになったワンショルダーとサイドのリボンがアクセントに効いています。
'80年代ムード漂うパワーショルダーがタフ&クールなイエローの花柄ドレス。 足元はニュートラルな黒のサンダルで程よく抜け感をプラスしています。2019年2月、サックス・フィフス・アベニューのパーティより。
2018年10月のプリンセス・グレース・アワード・ガラでは、ワンショルダーのシックなブラックドレス&レッドリップでグラムール度満点。シャープに刻まれたサイハイスリットがフェミニニティを引き立てています。
アバンギャルドな作風で知られるオランダ発ブランド、イリス・ヴァン・ヘルペンのドレスを着こなせるロイヤルは彼女だけ!? 丸みを帯びたショルダーライン、個性的な3Dプリントが異彩を放つブラックドレスをさらりとシンプルにまとっています。2018年7月、イリス・ヴァン・ヘルペンのオートクチュールショーにて。