<村井の恋>平井と福永にドキドキの進展が訪れ… 「平井推し確定したw」と視聴者興奮
アニメ「村井の恋」(毎週水曜昼4:00、ディズニープラスで最速見放題独占配信/10月6日より毎週日曜夜11:30、TOKYO MXほかで放送)の第6話が10月9日に配信された。第6話では、教師・田中彩乃(CV.日笠陽子)に恋心を寄せる高校2年生・村井(CV.高梨謙吾)にライバル・真雄(CV.水中雅章)が登場。さらに平井(CV.石谷春貴)と福永弥生(CV.広瀬ゆうき)には進展が訪れる。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】田中の肩にもたれて寝る村井(ほか、第6話場面カット) ■第5話で登場した真雄の正体とは? 第5話で登場してから田中に妙に馴れ馴れしく接する人物・真雄。第6話でも田中の頬を引っ張るなど距離の近さが窺えるなか、流れ星かのごとく颯爽と現れたのは村井であった。 そして、すかさず真雄から田中を引き剥がすと「なんだお前?」というドスの効いた声が真雄より漏れる。さらに村井を背負い投げで倒し、「妹の彼氏ヅラする前に俺に勝ってから出直してきやがれ」と発言したことにより、真雄が“田中の兄”であることが明らかに。今までの真雄の言動を見るにかなりシスコン気質なのだろう。 田中と真雄の関係を知った村井が真雄に向かって「お義兄さん」と呼び、さらに「妹さんを僕にください」というド直球すぎる言葉に反発する真雄の姿が描かれてゆくのであった。 今でこそ警察官を務め恵まれている体躯だと感じる真雄だが、昔は身体が弱かったという。そんな時に優しく接し、自身を支えてくれた妹(田中)との心温まる回想シーンも盛り込まれていた。 ■村井は真雄に打ち勝つべく福永の指導を受けることに 彼氏ヅラだけではなく正式に田中の彼氏になるという目標を達成するには、お義兄さんに勝たなければいけないと悟った村井。戦いへのモチベーションを上げるためにも、真雄に勝った暁には、第6話冒頭で真雄が引っ張っていた田中の頬を口に含んでみたい(食べてみたい)と気持ちを伝える村井に、田中が真顔で「なんやて?」とツッコミを入れるシーンにギャグが感じられてじわじわときてしまう。 また、シーンはカフェに集まる学生組たちの日常へと切り替わる。ここでは桐山(CV.天崎滉平)と福永の掛け合いがザ・女子会という感じがしてどこか楽しい。この2人の組み合わせが好きな視聴者も少なくはないのではないだろうか。また、女性のファッションやメイクに詳しいという平井の特技が披露され、そのことを素直に褒める福永の姿はとても可愛らしかった。 さらに、真雄との戦いへ向けてカフェ店内でスクワットを始める村井に的確なアドバイスを送る福永の姿もあった。トレーニングへの熱量が高すぎて昔のゴリラだった頃の姿に戻ってしまうほどだ。ここから福永のサポートを受けた村井のトレーニングの道は始まる。 ■平井と福永のキスシーンに視聴者騒然 田中以外の授業で居眠りをしているというほか教員の話を受けて、田中は村井が最近寝不足になっている理由を探ることに。そして真雄との戦いへ向けてのトレーニングに力を入れすぎて寝不足になっているのだという事を知ったのだ。 場所はトレーニングジムの前。村井の真剣な姿を目の当たりにし、教員と生徒という立場であるがゆえの精一杯の村井へのエアハグを福永はみていた。そして「好きならちゃんと抱きしめてくれませんか?」「ガチ恋じゃないならそこ代わってもらえますか?」と言い放つ。 福永の溢れ出た気持ちはもう止まらない。10年くらい前からずっと村井を想っていること、だからこそ田中の村井に対する中途半端な接し方に納得できないことを告白したのだ。だったらと、田中は何を考えたのか村井への気持ちの白黒をつけるために突然走り出した――。 取り残された村井と福永、そして陰ながら今までの様子をみていた平井。先ほどの告白と同時に福永は失恋したのである。 失恋し泣いている福永の前に再び現れた平井。「遠回りして帰ろう」「泣くの付き合ってやるって言ってんだ」とぶっきらぼうな口調で優しい平井に好感を抱く。鼻水も出ていて顔はぐちゃぐちゃ、大粒の涙をこぼした後の福永に平井はいきなりキスをした。平井の福永への気持ちも溢れ出た瞬間である。 「やよちゃん、よしよし」と福永が村井にされたかったことをする平井をみていると、福永が欲しい言葉や行動をどれだけ分かっているのかが伝わってくる。なお、ここで平井の名前が「真理(しんり)」であることも明らかとなった。今後、この2人は付き合うのか付き合わないのかはとても気になるところだ。 今回の展開にSNSでは、「村井の恋は6話で平井推し確定したw」「村井の恋第6話も最高でした。桐の横顔、平井の首筋推せる...」「もう最高過ぎて、最早無理です。キュンどころか心臓が爆発しました」とのコメントが寄せられている。 また、白黒つけるべく走り出した田中もまた文化祭で建部一武闘会という村井と真雄が正式に戦える場所を設けられるように動いていたのだった。 ※天崎滉平の“崎”は、正しくは「タツサキ」。 ◆文/笹本千尋