【移籍組の化学反応】96敗から立ち上がるための大黒柱。36歳、“青木宣親効果”に迫る
四番としての貢献度
ヒットを打てば大きなアクションで喜びを表現。これにベンチ、スタンドが反応する好循環を生んでいる
チームにとっては2月のキャンプイン直前に訪れた“朗報”だった。メジャーを主戦場としていた青木宣親が7年ぶりに古巣復帰。主力に故障者が続出した影響もあり、昨季は球団ワーストの96敗、ダントツの最下位に沈んだ。そんなチームに戻ってきた“救世主”の効果は、さまざまな部分に波及しているようだ。 成績・情報・年齢はすべて4月8日現在 最下位からの再起を果たすため、救世主として古巣に戻ってきた新四番・青木宣親。3カードを終えた時点での打率.314は、リーグ13位、チームではトップの同.333の坂口に次ぐ2位の数字である。 本拠地・神宮での開幕カードとなった4月3日からの広島戦は1勝2敗と負け越したものの、スタンドは青木の復帰を歓迎する「お帰り!」ボードで緑一色に。4日に貴重な追加点をたたき出し、勝利のお立ち台に上がると「ただいまー!」と熱い声援に応えた。適時打を放てば、塁上で・・・
本文:1,386文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール