同時に公表は前代未聞…入院中のキャサリン皇太子妃、チャールズ国王の現状は? 英国王室の最新情報
イギリス王室では1月17日(現地時間)、ロイヤルメンバーの2人に健康問題があることを同時に公表するという前例のないことが起きました。 【写真】カミラ王妃&チャールズ国王の「愛と笑いの結婚生活」を写真でプレイバック ケンジントン宮殿が、「キャサリン皇太子妃が予定されていた腹部の手術を受け、入院中」だと発表。その数時間後にはバッキンガム宮殿が、「チャールズ国王が来週、前立腺肥大の外科的治療を受ける予定」だと公表しました。 そして、その翌日となる18日、年初から1カ月間の予定で国王とともにスコットランドのアバディーンシャーにある邸宅、バークホールに滞在中のカミラ王妃が、新年初の単独公務で訪れたアバディーン美術館で国王の様子について尋ねられ、次のように答えました。 「元気ですよ。ありがとうございます。公務に復帰するのを楽しみにしています」 カミラ王妃はこの日、ドメスティックバイオレンス(DV)の被害者をサポートするための「セーフスペース(Safe Space)」が館内に開設されたことを記念して、美術館を訪問していました。
バッキンガム宮殿はチャールズ国王の状態について、発表した短い声明で次のように述べています。 「毎年、何千人もの男性たちがそうしているのと同じように、国王も前立腺肥大の検査を受けました」「国王の疾患は良性であり、来週中に病院で、外科的治療を受けます。療養のため、国王の公務は短期間、見送られることになります」 予定されていた国王の公務の一部は、すでにキャンセルされています。国王がスコットランドで処置を受けるのかどうかなど、詳細は公表されておらず、公務への復帰の時期も、明らかにされていません。 いっぽう、同じ18日にはロンドンで、入院中のキャサリン妃を見舞うため、ウィリアム皇太子が自ら車を運転し、市内にある「ロンドン・クリニック」を訪れた様子が、カメラに捉えられています。 ケンジントン宮殿は、キャサリン妃には手術後2週間ほどの入院が必要になると説明しています。また、キャサリン妃は「(ジョージ王子ら3人の)子どもたちができる限り普段どおりに生活できること」「自身の医療情報を非公開とすること」を希望しているとのことです。
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