松下洸平、初ミュージカル主演に意気込み 「プレッシャーより楽しみな気持ちが大きい」
ミュージカル「ケイン&アベル」製作発表が30日に、東京都内で行われ、出演者の松下洸平、松下優也、咲妃みゆ、知念里奈、山口祐一郎が登壇した。 本作は、イギリスの国民的作家、ジェフリー・アーチャーのベストセラー小説を原作に世界初のミュージカル化。 松下洸平は、オファーをもらったときの心境を聞かれると、「びっくりしました、僕でいいんですかって。ミュージカルにたくさんお出になっていらっしゃる方々がいる中でお声掛けいただいたのは本当に驚きましたが、でも、僕はそもそもデビューはミュージカルでしたし、僕にできることがあればという思いでやらせてくださいと言いました」と振り返り、「これだけすばらしいキャストの皆さんとスタッフの皆さんがいてくださるので不安やプレッシャーよりも楽しみな気持ちが大きいです」と語った。 また、本作がミュージカル初主演となるが、松下洸平は「主演だからとか、主演たるものという思いはあまりなくて、むしろ、皆さんにたくさん助けていただきながら、現場でいろいろなことを教わりながらやっていけたらと思います。大きな船に乗って、みんなで一つの目標に向かってものを作っていく。その目標を、優也くんと一緒になるべく早い段階で見つけて、ここを目指そうというものを率先して意見を言いながら作っていけたらと思いますが、それ以外はみんなで(船を)漕ぐものだと思います」と思いを話した。 一方、松下優也は「すごく楽しみにしています。自分が演じさせていただくアベルは、ケインと違い、生まれが貧しくて、それゆえに人一倍、野心家で、生まれ持ったクレバーさで成り上がっていく役です。自分自身、野心が強い方だと思っていますし、そして今回、初めましての洸平さんは、内なる炎は感じながらも穏やかで柔らかな印象がありますので、自然と二人の関係性を演じていけるのではないかなと思います。(W松下なので)東の松下、西の松下みたいな感じで作っていけたら」と意気込んだ。 舞台は2025年1月22日~2月16日に都内・東急シアターオーブ、2025年2月23日~3月2日に大阪・新歌舞伎座で上演。