山本由伸の頭を大谷翔平がナデナデ…“運命の一戦”で5回無失点の好投 ロバーツ監督とは熱い抱擁
◇11日(日本時間12日) ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 ドジャース―パドレス(ロサンゼルス) ◆山本由伸、快投…大谷翔平が頭をナデナデ【写真複数】 運命の第5戦の先発マウンドを託された、ドジャースの山本由伸投手は5イニング63球、2安打、2奪三振、1四球、無失点。3イニング5失点と打ち込まれた第1戦から中5日で、パドレス打線に雪辱し、1点リードの状態で降板した。 初回は10球で三者凡退。1点リードの3回1死からヒガシオカ、アラエスの連打で一、二塁のピンチを迎えたが、今回の地区シリーズ3本塁打の2番タティス・ジュニアを三ゴロ併殺。5回はボガーツを内角低めの直球で見逃し三振。続くペラルタを二飛、クロネンワースを一ゴロに仕留めた。 各イニングの先頭打者に出塁を許さず、付け入る隙を与えなかった。大役を終えてベンチに戻ると、ロバーツ監督と抱き合うと、大谷からはハイタッチしたあとに右手で頭をなでなでされるシーンがあった。 勝てば3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出、負ければシーズン終了となる。ロバーツ監督は、試合前に「彼はトップスターターになるためにここにいる。そして今日がその時。人生最大の試合になる山本にかける」と期待を寄せていた。
中日スポーツ