巨人・岡本和真が逆転15号3ラン 打点と合わせて“暫定2冠”浮上! マツダでの一発はチーム今季初
◇セ・リーグ 巨人―広島(2024年7月9日 マツダ) 巨人の岡本和真内野手(28)が9日の広島戦(マツダ)で4回に2試合ぶり一発となる逆転の15号3ラン。セ・リーグ最多の村上(ヤクルト)に並び、6日に単独トップに躍り出た打点と合わせて“暫定2冠”に浮上した。 【写真】<広・巨>3回、森下の打球を後逸した泉口(35)(撮影・岸 良祐) 「4番・三塁」で先発出場。0―1で迎えた4回だった。1死一、三塁で入った第2打席。相手先発右腕・森下が1ボールから投じた2球目、外寄りの甘い変化球を逆方向の右翼スタンドへ叩き込んだ。 岡本和は6日のヤクルト戦(神宮)で相手先発左腕・高橋から7試合ぶり一発となる14号。激しい雷雨で試合開始が1時間1分遅れた試合でファンに初回の先制2ランを届け、これがチームの決勝点に。 この時点で、本塁打は村上に1本差。また、ともに42打点のサンタナ(ヤクルト)、オスナ(ヤクルト)を抜く43打点としてリーグ単独トップに立った。 7日のヤクルト戦(神宮)では初回に先制&決勝の2点適時打を放ち、2回にも貴重な追加点となる適時二塁打で計3打点。試合前まで46打点だったが、この一発でさらに49打点と数字を伸ばしている。 なお、巨人選手が今季ここまで0勝4敗2分けの“鬼門”マツダで本塁打するのは、岡本和が34号を放った昨年8月20日以来324日ぶりで、今季7試合目にして初めて。また、相手先発右腕・森下は試合前までマツダで36回連続無失点中だったが、40イニングぶりの失点となっている。 ▼岡本和 打ったのはカットボール。点を取られた後すぐに取り返せて良かったです。