新型で勢いづくホンダNボックス 全車種で唯一の2万台超に 11月の軽自動車・新車販売
王者Nボックス 圧倒的な販売台数
全国軽自動車協会連合会は、2023年11月期における軽自動車新車販売の車名別ランキングを発表した。 【写真】牙城崩れぬNボックス 新型の詳細画像 (41枚) 2023年11月 軽自動車通称名別新車販売トップ10 1位 ホンダNボックス:2万1097台 2位 ダイハツ・タント:1万5988台 3位 スズキ・スペーシア:1万1407台 4位 スズキ・ハスラー:8731台 5位 ダイハツ・ムーヴ:7292台 6位 ダイハツ・タフト:6634台 7位 ダイハツ・ミラ:6019台 8位 スズキ・ワゴンR:5777台 9位 日産ルークス:5491台 10位 三菱デリカミニ/eK:4927台 11月期の軽自動車の車名別ランキングは、本年10月に全面改良を実施したホンダNボックスが、全車種で唯一2万台オーバーとなる2万1097台(前年同月比20.7%増)を成し遂げて18か月連続での首位を獲得。 続く第2位には、同6.6%増の1万5988台を登録したダイハツ・タントがランクイン。 第3位には、11月22日に第3世代の新型モデルを発売したスズキ・スペーシアが同10.9%増の1万1407台を記録して入り、前月と同じく軽スーパーハイトワゴンがトップ3を占有した。
根強い人気 軽クロスオーバー
注目車の動きを見ていこう。軽クロスオーバーの定番モデルに位置するスズキ・ハスラーは、生産強化の効果もあって前年同月比27.3%増の8731台を売り上げて第4位にランクイン。ライバルのダイハツ・タフトも好セールスを維持し、同27.2%増の6634台を達成して第6位に。 また、5月より販売を開始した三菱デリカミニは、基本コンポーネントを共用する既存のeKシリーズとの合算で4927台と公表して第10位に入った。 さらに、受注残の解消を進めるスズキ・ジムニーは同21.6%増の3735台を販売して第12位に、マイナーチェンジを図った日産デイズは同65.0%増の3624台を登録して第13位に位置する。