岸田総理はなぜ“丸のみ”したのか? 政治資金規正法の改正 専門家「議員は“年商2000万円の零細企業の経営者”であり、自ら作ったルールを自ら破り、新しい抜け穴を探している」
━━自民党の平井卓也広報本部長は、2020年に自身が代表を務める政党支部に1000万円を寄付して所得税の優遇(一部控除)を受けたことを認めた。 平井本部長は「おそらく同じことをされている議員はたくさんいる。ルールをきちんと作るべきだ」と話しているが、この点をどう見るか? 「少し“せこいやり方”という印象がある。というのも、政党支部とは例えば、国会議員や候補者のお金の置き場、ポケットみたいなものであり、自分で寄付したお金を政党支部に入れる行為は、左のポケットから右のポケットに自分のお金を移すこととほとんど同じだ。その結果として国からお金が返ってくるのは法律に違反してるわけではないがせこい印象を持たれてもしょうがない。そこは国会議員として守るべきマナー・モラルの問題だろう」 (『ABEMAヒルズ』より)