伊藤忠がバークシャー傘下企業と相次ぎ提携、「デュラセル」販売
(ブルームバーグ): 伊藤忠商事は2日、乾電池ブランド「デュラセル」について、日本での販売を手掛けるため代理店契約を締結したと発表した。
発表資料によると、伊藤忠は子会社の伊藤忠リーテイルリンクを通じて、デュラセル乾電池の日本市場への本格参入を進める。7月の販売を皮切りに、日本向けの商品ラインアップを拡充する予定だという。
乾電池大手の米デュラセルは、ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイが2016年に買収。伊藤忠にとっては、6月に発表した米アパレル・アンダーウェアブランド「フルーツオブザルーム」のマスターライセンス権取得に続く、バークシャー傘下企業との提携だ。
バークシャーは20年8月に伊藤忠を含む、国内5大商社の株式を5%取得したことを公表、23年には、保有比率(各社が保有する自社株を除く)は平均で8.5%を超えたと明らかにした。バークシャーは、商社各社の持ち株比率を最大で9.9%まで引き上げる可能性があると表明している。
基の情報をご覧になるにはこちらをクリックしてください
(c)2024 Bloomberg L.P.
Go Onomitsu