絵本「11ぴきのねこ」の世界を堪能 三戸でバスツアー
漫画家の故馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」をテーマにしたバスツアーが2日、馬場さんの故郷の三戸町で開催され、町内外から参加した親子連れ約10人が、ねこの石像を巡りながら作品の世界を堪能した。 町が毎年主催している。一行は、アップルドームで学芸員から馬場さんの生い立ちや子ども時代の絵画についてなどの解説を聞いた後、法泉寺で馬場さんの墓に手を合わせた。 黄金橋では、車窓から絵本に出てくる景色を見学。関根ふれあい公園や町役場前では、ラッピングバスに乗ったり、ねこの石像で記念写真を撮影したりした。 青森市から参加した工藤美樹さん(42)、詩乃ちゃん(5)親子は、「作品の背景を知ることで絵本の世界がより深く広がった」「ねこと写真を撮れて楽しかった」などと笑顔で話した。
デーリー東北新聞社