かつてボストン・セルティックスなどで活躍したアイザイア・トーマスが、日本時間3月8日（現地7日）に行なわれたGリーグの試合に出場した。ユタ・ジャズの下部組織であるソルトレイクシティ・スターズの一員としてコートに立った35歳のベテランガードは、前半だけで18点を記録。後半はややペースが落ちたものの、それでもトータルでゲームハイの32点、4アシスト、1スティールをマークして、127-116での勝利に貢献した。 NBA復帰を目指すと公言しているトーマスは、2日前にスターズと契約。合流して間もないにも関わらず、持ち前の得点力を見せつけた。 NBA時代には2度オールスターにも出場しているトーマスだが、最後にNBAでプレイしたのは2022年。Gリーグでプレイ後にシャーロット・ホーネッツから招集され、17試合に出場している。なお、ホーネッツに呼ばれる前のGリーグでは3試合に出場し、平均41.8点、4.5リバウンド、6.8アシストを記録していた。 トーマスは先日、SNSで「ボストンの最終ロスター枠をトーマスで埋めるべき」という投稿に対して、自身のリーダーシップがあれば仮にプレイせずともチームが苦境を乗り越えるのに役立てるだろうと返信していた。 今後トーマスはマイアミ・ヒートの傘下であるスーフォールズ・スカイフォースと対戦する。NBAのチームに対してアピールできるか。