【陸上】王者デュプランティスがいきなり6m24世界新!女子1500mはツェガイ快勝 バルシム、リチャードソン破れる波乱/DL廈門
4月20日、ダイヤモンドリーグ(DL)の初戦が中国・廈門で開催され、男子棒高跳ではA.デュプランティス(スウェーデン)が自身の持つ世界記録を1cm更新するの6m24で優勝した。 【動画】DL廈門で世界記録を樹立したデュプランティス デュプランティスは東京五輪、オレゴン、ブダペスト両世界選手権の金メダリスト。「6m00のジャンプはスムーズだったから6m24もいけると思った。最高のジャンプをしようだけと考え、実現できた。自分にはさらなる高さが目指せると思う」と話した。 女子1500mはG.ツェガイ(エチオピア)が3分50秒30で制覇。5000mの世界記録保持者で世界選手権2大会連続金メダリスト(オレゴンで5000m、ブダペストで10000m)が、屋外シーズン初戦でその力を示した。 男子5000mは、3000m障害の世界記録保持者L.ギルマ(エチオピア)が12分58秒96の自己新V。男子走高跳はS.マクウェン(米国)が2m27で、世界選手権で3度の金メダルを獲得しているM.E.バルシム(カタール)を抑えて優勝した。バルシムは同記録で2位だった。 女子200m(-0.4)では19歳のT.ルイス(豪州)が22秒96で優勝。2005年生まれのルイスは今年もU20資格を有している。この種目でブダペスト世界選手権銅メダル、100mでは金メダルを獲得したS.リチャードソン(米国)が22秒99で2位に敗れた。女子砲丸投は東京五輪金メダリストで地元・中国の鞏立姣が19m72で勝った。 DLの次戦は4月27日に上海で実施される。
月陸編集部