シーラカンスのカップやカエルの一輪挿し 400年の歴史誇る「上野焼」に新風吹き込む若手陶芸家
熊谷眞春さん 「カップにして出したらお客さんとかに出したら面白いじゃないですか。これでお茶出されたらビックリするだろうな」 焼き上がった「シーラカンス」のカップ。目やうろこ、持ち手となっている尾びれなどが生き生きと表現されています。 熊谷眞春さん 「どんな反応をしてもらえるのかが楽しみですね。わーと驚いてもらえるのが見てて楽しいし作りがいがあります」父・守さん「よく作るなって思いますね。一つのものをすると、根気強いし丁寧ですからいいことだなって思います」 ■「上野焼春の陶器まつり」で新作披露 先月開催された「上野焼」の陶器まつりではシーラカンスを始めとする生き物をテーマとした作品が守窯に並べられました。 作品を見た人はー 「食洗機向きじゃないけど可愛い」 「恐竜が好きなので、ぜひ見たいと思って、ここお目当てで来ました。質感とか色とか恐竜っぽくて好きです」 「モチーフがすごい、めったに見ないタイプ。造形がすごく細かくて素晴らしいなって思います」 熊谷眞春さん 「自分の作品を見て驚かれているみたいなのでやっぱり嬉しいですね。好きを詰め込んで作っているので、自分の好きがお客さんに伝わればそれが一番嬉しいですね。自分の作品をきっかけに(上野焼を)幅広い世代に知っていただければと思います」 「上野焼」の若手のホープ熊谷さん。これからも大好きな生き物をテーマとした作品で幅広い世代を楽しませてくれそうです。
RKB毎日放送