受験番号を見つめる生徒と保護者ら＝朝日高

　岡山県内の公立高55校で18日、2024年度一般入試の合格発表が行われ、特別入試の内定者らを含む1万561人が念願の合格を手にした。 　朝日高（岡山市中区古京町）では午前9時、合格者320人の受験番号が記載されたボードを校内に設置。緊張した表情で待っていた受験生は「受かった」「よっしゃー」と歓声を上げ、保護者や友人と抱き合ったり、自らの受験番号を指さしてスマートフォンで記念撮影をしたりしていた。

受験番号を確認する生徒や保護者＝朝日高

　同市立岡北中3年生（15）は「試験はすごく緊張したけれど、無事に合格できて本当にうれしい。一番近くで支えてくれた家族に感謝を伝えたい」と話した。

受験番号を指さして記念撮影をする生徒＝朝日高

　朝日高を含む県立51校は校内での掲示に加え、専用のウェブサイトでも公表した。ウェブによる公表は新型コロナウイルスの流行に伴い20年度入試から始め、コロナの5類移行後の今回も遠方の受験生に配慮して継続した。 　一般入試は県立51校と岡山、倉敷、玉野市立の計4校で行った。