NCT・ウィンウィンが演じる、魅力あふれる献身的な年下男子に胸が高鳴る<25時間恋愛>
韓国の次世代グローバルボーイズグループNCTの人気メンバー・ウィンウィンの初主演ドラマ「25時間恋愛」(毎週金曜3話ずつ新エピソード公開)がHuluにて独占配信中。本記事では同ドラマの第1話~第3話を振り返る。 (以下、ネタバレを含みます) 【写真】お顔が天才…!不器用ならも積極的にアプローチする年下男子イエン・ユエ(ウィンウィン) ■「25時間恋愛」とは 同ドラマは、持ち前の美貌でかつてはモテモテだったものの、仕事に一直線なあまり今ではすっかり恋愛が億劫になってしまった年上女性アン・ラン(ハー・ホンシャン)と、一途に彼女を慕い続け、不器用ながらもひたむきにアプローチする年下男子イエン・ユエ(ウィンウィン)という美男美女が繰り広げる、甘く癒やされる“デザート”ラブストーリー。 ■ヒロインの前に現れた謎のイケメン ランは仕事のために、毎日を懸命に生きていた。忙しいあまり、タクシーで寝てしまうほどだった。従業員の支払いもできず、引っ越し資金も払えず、落ち込むことばかりのラン。そんな彼女の前に、ある日、謎のイケメン・ユエが現れる。ユエは、ランが新しく暮らすことになる家の家主であった。 料金について、引っ越し店の従業員ともめるランが相当うっとおしかったのか、「僕が払う」とユエは金で解決。その後、ランの方を向かずに、家賃と引っ越し代を合算すると告げる。そんなユエに、ランは「私は払わない」と主張する。 その言葉を聞き、「なら今すぐ引っ越せ」と言いながらようやくランの顔を見たユエは、自分が学生時代から恋心を抱き続けていたランだと気が付き、固まってしまう。もしユエが器用な性格であれば、ここでスマートな対応ができただろうが、ユエはあいにく器用ではないのだ。 ランはユエのことをとすっかり忘れていたようだが、ユエは忘れずに思っていた。よくある運命的な再会ではなかったかもしれないが、運命が2人を引き合わせた貴重なシーンとなった。 ■届かないユエの思いが切ない 大学の頃から、ユエはランのことを思っていた。その愛は深く、すさまじいほどに献身的だった。酔っぱらい部屋で吐かれても、ユエは見捨てることなく、寝る間も惜しんで、ランの世話をし続けた。好きな人であっても、冷めてしまう瞬間はある…。しかし、ユエはどんなランを見ても、ランに思い出してもらえなくても、嫌悪を抱くこともなく、会うたびに「好き」という思いを募らせていった。 第3話の冒頭では、ラジオでランのことを思い浮かべながら話をするユエの姿があった。会えなかった分を取り戻すかのように、最近のランとの思い出を振り返るユエ。その笑顔は幸せに満ち溢れており、ランがユエにとって大きな存在であることは間違いなかった。恋愛にはまだ発展しないものの、ランのためならば何でもしてあげたいというユエの献身的な姿に胸が高まった。 その一方で、第1話から第3話では、切ないシーンも描かれた。特に第3話のすれ違う2人のシーンで、ユエはランが取引先である天盛のワン社長と仕事をするのをよく思っていなかった。ランのことを思い、「どうしてあの人と仕事をするのか」と問うが、仕事のために生きているランは、仕事を選ぶ余地もなく、心配するユエの気持ちを素直に受け取ってくれなかった。 ランのためにと掛けた言葉が思わぬ形で、ランを傷つけることになり、落ち込むユエ。キラキラと輝いていたランとの学生時代を思い出し、一人悲しみに暮れるのだった――。 「25時間恋愛」第1話~第3話は、不器用なユエの思いがいつかランに届いてほしいと思わずにはいられない内容になっている。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部