【大阪スポーツ杯】〝1鞍入魂〟三浦皇成のデリカダが快勝「根性を見せて割ってきてくれました」
12日の京都メインで行われた本紙社杯の大阪スポーツ杯(3歳上オープン、ダート1800メートル)は、5番人気のデリカダ(牝5・吉田)が中団から力強く抜け出し優勝した。勝ち時計は1分51秒0(良)。 11番枠から出たなりで先頭集団の後ろに取りつくと、馬混みでジッと脚を温存。直線入り口でわずかなスペースに体をねじ込み、馬群から抜け出すと、はじかれたように前へ。先に抜け出したロードアヴニール(3着)、後方から猛追してきたミスティックロア(2着)との叩き合いをクビ+クビ差で制し、22年3月の伏竜S(OP)以来、約2年半ぶりの復活星を挙げた。 この日、鞍上の三浦は当レースのみの騎乗。〝1鞍入魂〟で最高の結果を出し、「この馬のリズムで運べば、最後は確実に脚を使ってくれる。それを信じて乗りました。(直線は)1頭分の狭いスペースでしたが、根性を見せて割ってきてくれました。このメンバー相手に、いい内容だったと思います」と会心の笑顔で汗をぬぐった。
東スポ競馬編集部