メルカリの新機能「価格なし出品」はどんなときに役立つ?「希望価格の登録」とはどう違うのか
メルカリに出品する際、価格を決めるのが難しいと感じている人もいるのではないでしょうか。メルカリの調査でも約6割が「メルカリで出品を行う際の値決めが面倒だと感じる」と回答(※)しているなど、出品時の価格設定に悩む人は多いようです。 【画像】実はメルカリで出品してはいけないもの5選 そこでメルカリがリリースしたのが「価格なし出品」という新機能です。
◆「価格なし出品」の使い方
「価格なし出品」とは、販売価格を決めずに出品できる機能のこと。通常は価格を決めてからでないと出品できませんが、この機能を使えば出品後に価格を設定することができます。 早速「価格なし出品」を試してみましょう。今回はスマートフォンを出品します。
▼1. 通常どおり出品画面に進む
「かんたん出品」では価格なし出品を利用できないので、通常の出品手順で進めていきます(ちなみに、すでに出品済みの商品を「価格なし出品」に変更することはできません)。
▼5. OKなら「承諾する」を選択する
詳細を確認し、売ってもOKと思えるなら「承諾する」を、その価格では難しいと思うなら「辞退する」を選択します。承諾すると商品に価格が設定され、提案したユーザーに通知されます。 価格提案から72時間以内に出品者が確認しなかった場合は、自動的に辞退となります。 コメントでのやり取りが発生しないので、手間をかけることなく販売価格を決められました。また、価格提案を断るときの申し訳ない気持ちが薄れ、コメントでの値下げ交渉の場合よりも断りやすいように感じました。
◆「価格なし出品」はどんなときに役立つ?
フリマアプリで価格設定せずに出品できる機能は、実はメルカリよりも先にYahoo!フリマでリリースされていました。 Yahoo!オークションでいう“1円スタート”みたいなもの、つまり、出品者が価格を決められない場合に役立つものだと筆者は捉えています。 販売価格は他ユーザーの出品例や他のフリマアプリでの販売価格などを参考にしながら決めるのがおすすめですが、類似商品が売られていなかったり、まとめ売りのように品数や中身によって価格が変わるものを出品したかったりすると、決めるのが難しくなりがちです。 そんなときに便利なのが、1円や100円など低価格からの出品が可能なYahoo!オークションやYahoo!フリマだったのです。 したがって、メルカリの「価格なし出品」も同様に、相場がわからないものを出品したいときに活用できるでしょう。