「若草物語」最終話、一ノ瀬颯“律”と堀田真由“涼”の新たな関係に「好き」「深い愛」の声上がる
堀田真由が主人公を演じる「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」の最終話が12月15日に放送。涼が律に自分の思いを伝え始まった新たな関係に「好き」や「深い愛」の声が上がっている。 【写真】「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」最終話 幸せに恋愛が必要かを問う本作は、若草物語を題材に令和を舞台にしたシスターフッドな物語。脚本家として働き始めた町田家の次女・町田涼を堀田真由、涼の幼馴染・行城律を一ノ瀬颯、結婚願望強めの長女・町田恵を仁村紗和、恵の恋人・小川大河を渡辺大知、服飾専門学校に通う四女・町田芽を畑芽育、芽のクラスメイト・沼田灯司を深田竜生、沼田の弟・真琴を永瀬矢紘、ついに再会が叶った三女・衿を長濱ねる、大御所脚本家・黒崎潤を生瀬勝久、涼の師匠・大平かなえを筒井真理子が演じている。 ※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。 恋愛も結婚もしない人生を望む涼(堀田真由)は、律(一ノ瀬颯)の気持ちを受け止めることができず、プロポーズを断ってしまう。それ以来、関係が気まずくなってしまった涼と律は、恵(仁村紗和)と恩田(前原滉)のウエディングパーティーで久しぶりに顔を合わせる。勇気を出して声をかけようとする涼に、「2人で会ったり、話したりするの、これで最後にして」と冷たく言い放つ律。涼は一番大切な友達を失ってしまう。 結婚した恵に続いて、芽(畑芽育)も留学先のフランスに出発。あんなに賑やかだった町田家にぽつんと取り残され、涼はとうとう独りぼっちに。仕事もないし、家族もいない。家でぼんやりテレビを見るだけの毎日。 本当にこれでよかったの? 律のプロポーズを受けるべきだったんじゃないの? 自分にとって大切なものは何なのか、悩み始めた涼のもとに、ドラマプロデューサーの柿谷(臼田あさ美)から久しぶりに電話がかかってくる。それは、急遽降板した脚本家の代わりに、スペシャルドラマの脚本を書いてもらえないかという相談だった。本来なら諸手を挙げて喜ぶべき大チャンス。しかし、あろうことかドラマのテーマは「男女の友情と恋愛」。自分の価値観に自信が持てなくなってしまった涼は、ありきたりなストーリーしか書けず、プロデューサー陣をがっかりさせてしまう。 親友を失い、大好きな姉妹たちとも離れ離れになり、やることなすことうまくいかない。ドン底に落ちた涼のもとに、衿(長濱ねる)が、“ある約束”を果たしにやって来て――というのが最終話の展開。 「売れたらお寿司を奢る」という約束を果たすため、夫の釣った魚で作ったお寿司を持参した衿。涼は以前、衿の選択を否定するような発言をしてしまったことを謝り、二人はスピンオフドラマの話や過去の話に花を咲かせるのだった。そして夜、久しぶりに泊まった衿は、律との関係に悩んでいる涼に、「涼は自分を貫けば良いんだよ。幸福になるためのレシピみたいなのがあるとして、涼は売ってるレシピでは絶対満足しない人だもん。幸せになる方法は自分で見つけないと」と言う。さらに、脚本で悩む涼に「お姉ちゃんの脚本は今の世の中で声を上げられない人たちの大きな味方になると思います。これからも古い価値観をぶっ壊して、面白い作品をたくさん作ってください。周りが何て言っても、お姉ちゃんが脚本家になることが私の夢です。これからも町田涼さんの一番のファン、衿でした」と言うのだった。 姉を励ます衿にSNSでは「涼と衿のやり取りはなんかうるうるしてしまいました。近いがゆえになかなか言えないこともあるし、言われたことで変化することもあるけど、一瞬で時間を取り戻して、背中を押されたことで自分を再認識したりと特別な関係なんだなぁと」や「涼と衿の関係は素敵だね。いい感じの最終回だった」、「涼と衿の話すシーンの約束を覚えてて、それを果たすところとか。学生時代に涼に届けた言葉を再び涼の前で届けて元気づけてるところとか、めっちゃ素敵だった」などの声が。 その後、再び脚本への意欲を取り戻した涼は、自分達をモデルにした作品を執筆。そして、律と再会した涼は「律と会えなくなって、ずっと考えてたんだけど、恋愛して誰かを好きになるとか結婚して家族になるとかそう言う生き方が結局幸せなのかなって。そういうの素晴らしいことなのかもしれないけど、でも違う生き方も多分あって、私は人を大切に思う気持ちは一番大切な友達の律から教わった。恋愛も結婚も私にとっては大事なことじゃない。でも、律との友情がない生き方は私には考えられない」と言って、以前律から返されたボールペンを差し出し、「もう一度友達になってもらえませんか」と言うのだった。そして律は「友情の証、受け取った」と言って、再びふたりの友情が進みだす。 そんな涼と律の姿に「涼が出した答えとそれを受け入れた律の関係性も好きだーー2人が幸せならばオールオッケーです。これからも2人で話し合って答えを出し続けて行けば良いもんね」や「若草物語。衿が結婚しても私は私って言ったから、もしや律と結婚するかもって思ったけど、やっぱり涼は変わらないままでいたね。個人的には、律が報われないなぁって思ったけど、そんな涼を律は好きになったんだから、友達として側にいることを選んだんだな。恋愛より深い愛だよなぁ」、「結婚してなくても二人は一番のパートナーって感じの終わらせ方割と良かったなぁ。涼の律に対する気持ちが聞けたのが律的には嬉しかったんじゃないのかなと思った」などの声が上がっている。 「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。
シネマカフェ シネマカフェ編集部