テレビ山口

厚生労働省は今月（11月）8日、全国的にインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表しました。山口県内でも6日に「流行」シーズン入りが発表されていて、医師は気温の低下による感染拡大に注意を呼びかけています。 【写真を見る】インフルエンザ 山口県でも「流行入り」　下関・山口・宇部で発生多く 気温低下で警戒を 山口市内の「たはらクリニック」。 幼い子どもがワクチン注射を受けに訪れていました。 厚生労働省は今月8日、全国的にインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表しました。過去2番目に早い、流行入り。県内でも今月6日に流行シーズン入りが発表されています。 山口県感染症情報センターによりますと、特に下関、山口、宇部で発生が多い状況だということです。 30代女性 「身の回りはまだいないですね。ただ保育園通っている子どももいるので、ちょっと気になるところではあります」 60代男性 「孫が保育園・幼稚園行っているが、まだ感染していない。ニュースではそういう報道があるので、ビクビクしている」 たはらクリニックの田原卓浩院長は、現状、目立った患者数の増加はみられないとしつつも、今後は警戒が必要だと話します。 たはらクリニック・田原卓浩院長 「今週はまだ日中の気温が高いが、来週から気温が下がってくると、流行しやすいシーズンになってくる」 ■今後、気をつけるべきことは 田原院長によりますと、「流行入り」が発表されたこともあり、今後はワクチンを接種する人も増えてくる見込みだということです。 今後、気をつけるべきことはー たはらクリニック・田原卓浩院長 「体調管理・感染予防・『おかしいな』と思ったときの早めの受診、その3つが大事だと思う」 流行が拡大しつつあるインフルエンザ。個人での感染対策が必要です。