省エネ志向反映やデザイン性重視の加湿器人気上昇 冬の乾燥対策は肌ケアも忘れずに 岩手県
岩手めんこいテレビ
寒さが厳しくなるにつれ、乾燥による肌トラブルに悩む人が増えている。「カサカサなります」「かゆくなってくる」という声が聞かれる季節だ。冬の乾燥対策について地元の雑貨店の情報をもとに紹介する。 冬は乾燥の季節である。日本列島が西高東低の冬型気圧配置になると、冷たい季節風が吹き込む。特に太平洋側では、この風が乾いた空気をもたらす。この乾燥した空気は私たちの肌に様々な影響を与える。 街を歩く人々からは、「カサカサになります」「乾燥してかゆくなってくる」という声が聞かれた。 乾燥対策の第一歩は、室内の湿度を適切に保つことである。そのための強い味方が加湿器だ。岩手県盛岡市カワトクのロフトでは、現在約20種類の加湿器が店頭に並んでいる。 ロフトの岩本謙チーフは、「デスクまわりに置くものとか、寝室のベッドの横に置くものとか、そういったものをお買い求めいただく方が多い」と話す。 また、「インテリアに溶け込むようなものとか、本当に実用的なものから幅広く買い求めいただいている」という。 買い物客は、「部屋の雰囲気にこだわりがあるので、雰囲気に合ったものを選びたいな」と語る。機能性だけでなくデザイン性も重要な要素となっていることがうかがえる。 岩本謙チーフがおすすめするのは、モダンデザインの卓上加湿器だ。この商品は、ミストをLEDランプで照らすことで、加湿機能に加えて癒し効果ももたらす。 また、最近では電気を使わず水が自然に蒸発する原理を利用した自然気化式の加湿器も増加傾向にあるという。省エネ志向や自然志向の高まりを反映した商品と言えるだろう。 乾燥対策には加湿器だけでなく保湿クリームも効果的だ。「乾燥するから、ハンドクリームも新しいの探そうと思っていた」という声も聞かれた。ロフトでは、多様な保湿クリームも取り扱っている。 中でも注目を集めているのが、「牛乳石鹸」でおなじみのカウブランドが手がけるスキンケアクリームだ。ミルクバターなどのうるおい成分で保湿力が高く、持ち運びが簡単なサイズも人気の理由となっている。 商品選びのポイントについて買い物客は「香りとか値段とか色々見ちゃいますけれど、一番は塗ってみて気に入るかどうかかな」と語る。個人の好みや使用感を重視する傾向が強いようだ。 本格的な冬の到来を前に、乾燥対策の重要性はますます高まっている。 室内の加湿と肌の保湿、この2つの対策を適切に行うことで、冬の乾燥から身を守ることが有効である。
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