バイデン米大統領（写真左）は２７日、毎年恒例のホワイトハウス記者協会主催の夕食会で演説し、１１月の大統領選で再び対決する見込みのトランプ前大統領の未熟さを皮肉ったり、自身の高齢についてジョークを飛ばしたりして会場を沸かせた（２０２４年　ロイター／Tom Brenner）

Jarrett Renshaw [ワシントン ２７日 ロイター] - バイデン米大統領は２７日、毎年恒例のホワイトハウス記者協会主催の夕食会で演説し、１１月の大統領選で再び対決する見込みのトランプ前大統領の未熟さを皮肉ったり、自身の高齢についてジョークを飛ばしたりして会場を沸かせた。 ８１歳のバイデン氏は大統領選を巡り「年齢は問題だ。私は６歳児と戦っている大人の男だ」と述べ、７７歳のトランプ氏をやゆした。 「年齢だけが私たちの唯一の共通点だ。私の副大統領は実際に私を支持している」とも話した。 トランプ氏は自身のソーシャルメディア（ＳＮＳ）「トゥルース・ソーシャル」への投稿でこれに反発。「いんちきジョーは最悪だった。これ以上ひどくなることはない」とバイデン氏を批判した。 会場のホテル周辺では、イスラエルのパレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘を支持する米政府に抗議するデモが行われた。