「学べることは学ぶべき」韓国メディアがU-23サッカー日本代表の躍進などパリ五輪での日本の好成績に言及「スポーツ強国」
今夏開催されていたパリ五輪で、U-23サッカー日本代表はベスト8で敗退はしたものの、アンダー世代のみでグループリーグ無敗を達成するなど世界が注目する躍進を見せた。韓国メディア『nate』は現地時間11日に、サッカー競技を含めて五輪で好成績を残した日本について報じている。 【決勝トーナメント表】パリ五輪 男子サッカー 同メディアは、「学べることは学ぶべきだ」と題して、「30年に及ぶスポーツ育成が花咲く日本。今回のオリンピックでも明確な成果を出した。11日には金メダル18個(最終的に20個)・銀12個・銅13個でメダル獲得数総合順位4位(最終順位は3位)に上がっている。自国以外の都市で開催された夏季オリンピックで歴代最多のメダルを獲得した」と、パリ五輪における日本の好成績について触れていた。 また、「サッカーだけではなく、バスケットボール、バレーボールなど主要球技種目がオリンピック本選進出に成功するなどスポーツ強国としての地位を取り戻した」と言葉を続け、日本の躍進の要因を次のように伝えている。 「東京五輪誘致を契機に11年にはスポーツ基本法を制定し、15年にはスポーツ庁を作りながらエリートスポーツ支援をさらに増やした。このような育成策は、広く生活体育までに及んで相乗効果を発揮した。16年リオ五輪は41個(金12・銀8・銅21)のメダル獲得で現れ、金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個で計58個メダルを獲得した東京五輪で絶頂に達した」 さらに、「日本のこのような成果はわずかな期間でなされたものではない。96年のアトランタ五輪では金メダル3個(銀6・銅5)で総合順位23位にとどまり、大きな衝撃に陥った」と述べた上で、「当時韓国は金メダル7個で10位に上がっていた」と、過去の成績について言及しつつ、日本が時間をかけて世界的なスポーツ大国になったことを強調していた。
フットボールチャンネル編集部